エンジニアリングサービス
テュフズードジャパン・オートモーティブ部は、世界中で高く評価されているテュフズードオートモーティブとの密接な連携の元、エンジニアリングサービスを提供しています。以下はその主要な一部です。
車両運動性能
テュフズードオートモーティブの専門家と共に、車両の開発のサポートをご提供致します。例えば操縦安定性や乗り心地評価、安全性評価などをデータ測定による客観評価だけでなく、経験豊富なエンジニアの主観評価試験、ベンチマーキングを通してお客様の開発へフィードバックします。
欧州その他のターゲット市場に合わせた開発の受託から、共同開発、また個別の試験の受託まで幅広く対応できます。また欧州だけでなく日本を含め世界中の自動車メーカとの実績があります。
QFD手法を用いた車両開発
QFD(Quality Function Deployment)を用いたユニークな手法で、市場調査から始めて市場の声を広範囲に収集し、それを具体的な車両開発の中に盛り込み、技術的な解決に結びつけます。これにより、市場の要望やお客様の声をダイレクトかつ確実に車両の開発に結び付け、より市場にマッチした車両を的確かつスピーディに投入することが可能となります。
例えば欧州市場で広く受け入れられるためには、ステアリングフィールはどうあるべきか、ブレーキの利き方はどうあるべきかなど、具体的な指標を出すだけでなく、それを実現するための開発項目、評価基準まで明確にすることが出来ます。
各種試験サービス
ご提供できるサービスの主要な部分として以下があります。
- ブレーキシステムの性能開発
車両に合わせたブレーキ性能の開発、レギュレーションへの適合など
- サスペンションシステムの開発と耐久試験
車両に合わせた性能開発と耐久確認を、単体試験から実車試験まで
- エンジンの排ガス性能開発、耐久試験
今後の規制への適合や、燃費と冷熱の整合など、開発に関わる課題を解決します。
- 車両トータルの負荷ベンチ試験(各車輪毎の吸収馬力の制御を可能)
リグ試験にて実車走行条件を入力してシミュレーション走行が可能です。
- 水素エンジンの性能、機能試験
水素エンジン用試験ベンチがあり、開発から試験の受託まで幅広く対応しています。水素エンジンの開発ノウハウが蓄積されています。
- 水素等のタンクの試験
水素用35MPa,70MPaのタンクの強度試験では世界のリーダー的存在。合わせてタンクを積載した車両の評価も世界に先駆けて実施しています。
- タイヤ、ホィールの単体試験(第三者機関としてヨーロッパで最大のテュフズードオートモーティブの試験設備を使用)
タイヤ、ホィールの認証試験から各種条件下での耐久試験、回転抵抗測定など、また2輪用、乗用車用から、トラック用、建設機械用まであらゆる条件での試験を実施しております。
車両衝突試験(ECVクラッシュシステム)
ECVクラッシュシステムはテュフズードオートモーティブが開発しパテントを持った車両衝突試験システムで、その特徴は、
- エンジンにて自走するため、市場の事故と同一の条件で衝突を再現
- ローコストで大掛かりな設備は不要
- Car to Carでも正面衝突、オフセット、追突、ロールオーバその他あらゆる条件での試験が可能
- 乗用車、バス、大型トラックの衝突試験はもちろん、ガードレールの評価試験でも多くの使用実績があります
ドイツの自動車雑誌AUTO MOTOR und SPORTで本方式による衝突試験が採用され、これまで約10年にわたって多くの車両が評価されており、欧州ではクルマを評価する際の1つの指標として定着しています。ワイヤで引っ張り衝突させる従来の評価が強度評価に留まっているのに対し、市場での事故の被害から乗員を守るという観点から本方式が注目されています。もちろん認証試験にも使用できるほどの精密な車両のコントロールが可能です。

