TÜV-RoiM
リスク・オリエンテッド・インスペクション・メンテナンス
(Risk-Oriented Inspection and Maintenance)
日本は保安関連法の規制緩和の流れの中で、プラントの検査(インスペクション)・保全(メンテナンス)においては、従来の法規制に基づく管理方式から、安全とコストのバランスを考慮した、自主的な管理方式が強く求められています。
また、国際的な競争力を高めていくためには、プラントの安全性、信頼性、生産性を高水準に維持しつつ、同時に運転および保全コストをいかに下げていくかを綿密に調査することが、プラントオーナーにとって喫緊の課題となっています。
テュフズードジャパンでは、プラント管理において世界で豊富な実績を有する第三者検査機関として、TUV-RoiMという独自の手法(ソフトウェア)を用いて、プラントのリスク基準の検査・保全計画策定に関するコンサルティングサービスを、提供しています。
TÜV-RoiM
のリスク評価手法
TUV-RoiMは、リスク基準検査・保全(RBIM:
Risk Based Inspection and Maintenance)のための手法で、リスクを同一の基準で評価することで、プラント機器や部位ごとに、検査・保全の重要度・緊急度を評価し、検査・保全計画を最適化することに特徴があります。RBIMにおいて、リスクとは、「破損の起きやすさ」と「破損が起きた場合の損害の大きさ」の積として、定義され、算出したリスクの大小により、検査・保全方法やインターバルを評価することが可能となります。
TUV-RoiMは、国際的に認められたRBIMガイドラインであるAPI(米国石油学会)580,581、ASME(米国機械学会)ガイドラインを取り入れ、RIMAP*(Risk
Based Inspection and Maintenance Procedure for European Industries)に準拠しています。
また、TUV-RoiMは、石油精製および化学プラントをはじめとして、電力、鉄鋼、自動車工場など幅広い業種に適応可能であり、圧力設備、配管、回転機器などプラント全ての設備機器を対象とすることが可能です。
*RIMAPとは、欧州において、EU(欧州連合)の支援のもとで、幅広い業種に対応可能なRBIMのベストプラクティスを作成すべく進められている、RBIM手法開発プロジェクトです。テュフズードは、RIMAPに策定委員会の一員として参画し、RBIM手法開発において、重要な役割を担っています。
提供するサービス
プラントエンジアリングに経験豊富な専門家チームが、テュフズード独自のソフトウェアおよびデータベースを用いて、プラント関連機器のリスク評価を行い、検査・保全計画の策定において、以下をサポートします。
- 国際的なRBIMガイドラインに準拠した検査・保全方法の開発
- オペレーション上の事象、機器の信頼性、予備部品、資材、人材などの評価
- 経済的基準、各種標準を考慮した具体策の決定
- RBIMを導入する上でのあらゆる問題に関するサポート
- 業種特有、顧客特有の解決策とソフトウェアの適用
- 各種トレーニング(RBIMビギナーズセミナーなど)
最終的なゴールは、リスク評価をベースとして、経済性、信頼性、環境・安全、法規制を勘案した、費用効果的な検査・保全プログラムを見出すことにあります。 一言でいえば「安全性を追求したコストダウン」です。
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幅広い専門分野を網羅した専門家チームによるサポートによって、以下が可能となります。
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